Genmai雑記帳

・・・人にやさしく

2011-01-01から1年間の記事一覧

最高裁:時効完成前の譲受人による完成後の移転登記

昭和41(オ)629 建物収去、土地明渡請求 昭和42年07月21日 最二小判 裁判要旨 〜取得時効完成前に原所有者から所有権を取得し、時効完成後に移転登記を経由した者に対し、時効取得者は、登記なくして所有権を対抗することができる

最高裁:自己所有不動産の時効取得

昭和40(オ)1265 家屋明渡請求 昭和42年07月21日 最二小判 裁判要旨 所有権に基づいて不動産を占有する者についても、民法第一六二条の適用がある。 裁判所 | 裁判例情報:検索結果詳細画面・・・・原文

アイ・アム・レジェンド

前にTVでやっていたのをちょっと見て、 息子が見たがっていましたので、一緒に見ました。

相手方からの責任追求・契約代理弁護士の助言義務・司法書士との違い。

しまなみ法律事務所の寄井真二郎先生が紹介されておられました。

最高裁:養老保険契約の性質・遺産か否か

昭和36(オ)1028 保険金請求 昭和40年02月02日 最三小判 裁判要旨抜き書き 一 養老保険契約において〜単に「被保険者死亡の場合はその相続人」と指定されたときは、特段の事情のないかぎり、〜死亡時における相続人たるべき者を受取人として特に指定したいわ…

公証人の認証による本人確認情報

井の中の蛙gooさんが、成年後見人よる居住用不動産の売却についての記事を書いておられました。

最高裁:破産管財人による敷金充当合意と敷金質権者

平成17(オ)184 不当利得返還請求事件 平成18年12月21日 最一小判 裁判要旨抜き書き 破産管財人が〜賃貸借契約を合意解除〜未払賃料等に敷金を充当する旨の合意〜,敷金返還請求権の質権者に対し不当利得返還義務を負う場合〜,〜この点について〜学説や判例…

最高裁:再転相続の放棄

昭和59(オ)787 第三者異議事件 昭和63年06月21日 最三小判 判決要旨抜き書き 甲の相続につき〜乙が承認または放棄をしないで死亡したいわゆる再転相続において、乙の〜相続人丙は、乙の相続について放棄をしていない場合は、甲の相続について放棄することが…

一身専属権

「行使上の一身専属権」と「帰属上の一身専属権」とに分けられる。

最高裁:相続放棄と詐害行為取消

昭和47(オ)1194 詐害行為取消〜 昭和49年09月20日 最二小判 裁判抜き書き 相続の放棄は、民法四二四条の詐害行為取消権行使の対象とならない。

最高裁:遺産分割と対抗要件

昭和45(オ)398 持分更正登記手続承諾請求 昭和46年01月26日 最三小判 裁判要旨抜き書き 〜遺産分割により権利を取得した相続人は、登記を経なければ、分割後に〜取得した第三者に対し、法定相続分をこえる権利の取得を対抗〜できない。

最高裁:取立委任を受けた手形からの再生後の回収

平成22(受)16 不当利得返還請求事件 平成23年12月15日 最一小判 裁判要旨抜き書き 〜取立委任を受けた約束手形につき商事留置権を有する銀行は〜再生手続開始後の取立てに係る取立金を〜銀行取引約定に基づき〜弁済に充当することができる

住宅ローンある場合の婚姻費用

・東京家裁平成22年11月24日審判

相続預貯金払戻請求訴訟の論点(判タ 1355-52)

判例タイムズ 1355号 11/15号 (2011年11月10日発売) | Fujisan.co.jpの雑誌・電子書籍(デジタル版)・定期購読

インタラクティブ

良く聞くけれど、良くしらない言葉

最高裁:遺言指定を越える法定相続登記に基づく譲渡

平成1(オ)714 求償債権 平成5年07月19日 最二小判 裁判要旨抜き書き 遺言により法定相続分を下回る相続分を指定された共同相続人〜が、〜法定相続分〜共同相続登記がされたことを利用し、右登記に係る自己の共有持分権を第三者に譲渡し〜移転登記を受けたと…

先例:「相続させる」遺言による所有権移転登記申請

遺言公正証書の作成及び所有権移転登記

最高裁:「相続させる」遺言と第三者対抗

平成11(受)271 各第三者異議事件 平成14年06月10日 最二小判 裁判要旨 「相続させる」趣旨の遺言による不動産の権利の取得については,登記なくして第三者に対抗することができる。

最高裁:「相続させる」とする遺言の意味(香川判決)

平成1(オ)174 土地所有権移転登記手続 平成3年04月19日 最二小 判決 裁判要旨の要旨 一 〜「相続させる」趣旨の遺言は〜特段の事情のない限り〜遺産分割の方法が指定されたもの〜。二 上記趣旨の遺言があった場合には、〜特段の事情のない限り、何らの行為を…

最高裁:「相続させる」遺言と代襲の解説

最高裁:遺言の代襲・相続させる遺言 - g-note(Genmai雑記帳)について某サイトの解説を読みました。

最高裁:死亡保険金と特別受益

平成16(許)11 遺産分割〜抗告事件 平成16年10月29日 最二小決 裁判要旨 被相続人を保険契約者及び被保険者とし,共同相続人の〜一部の者を保険金受取人とする養老保険契約に基づき〜取得する死亡保険金請求権は,民法903条1項に規定する遺贈又は贈与に係…

最高裁:遺産から生ずる賃料の帰属

平成16(受)1222 預託金返還請求事件 平成17年09月08日 最一小判 裁判要旨 〜遺産分割までの間に共同相続に係る不動産から生ずる金銭債権たる賃料債権は,各共同相続人がその相続分に応じて分割単独債権として確定的に取得し,その帰属は,後にされた遺産分割…

人権委員会

法務省の「新たな人権救済機関の設置」についてのQ&Aを読みました。

家事事件手続法裁判例集

家事事件手続法裁判例集 [ 梶村太市 ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 人文・地歴・哲学・社会 > 法律 > 法律ショップ: 楽天ブックス価格: 2,700円しまなみ法律事務所の寄井先生が紹介されておられました。(寄居先生、いつも感謝)

東京研修:「司法書士法改正大綱」/子供の競技会

日司連中央研修会「司法書士法改正大綱」に参加してきました。

わかりやすい貸金・保証関係紛争解決の手引

わかりやすい貸金・保証関係紛争解決の手引 (わかりやすい紛争解決シリーズ) (単行本・ムック) / 園部厚/著ジャンル: 本・雑誌・コミック > 人文・地歴・哲学・社会 > 法律 > 法律ショップ: CD&DVD NEOWING価格: 2,484円しまなみ法律事務所の寄井先生が、紹…

最高裁:リボルビングについて悪意の受益者

平成23(受)307 不当利得返還請求事件 平成23年12月01日 最一小 判決 裁判要旨の要旨 リボルビング〜貸付けについて〜17条書面〜に確定的な返済期間,返済金額等の記載に準ずる記載をしない場合は〜記載を要するとした〜最高裁〜判決以前であっても,〜悪意…

死因贈与の執行者による登記・先例

嘆きのホミックさんの死因贈与執行者の謎: 嘆きのホミック /大阪市中央区の司法書士事務所の記事に、 〜死因贈与にはその性質に反しない限り遺贈の規定が準用されるので、死因贈与にも執行者を指定・選任できます。このことは登記の世界でも先例があり明らか…

最高裁:負担付遺贈の取消し

昭和56(オ)487 遺言無効確認 昭和57年04月30日 最二小判 裁判要旨 負担の履行期が贈与者の生前と定められ〜負担の全部〜程度の履行をした場合〜、〜締結の動機、負担と贈与財産の価値との相関関係、契約上の利害関係者間の身分関係その他の生活関係等に照ら…

最高裁:死後の事務の委任

平成4年(オ)67 平成4年9月22日 最判 【判決要旨】の要旨 入院中の〜病院への支払〜葬式を含む法要の施行と〜費用の支払、入院中に世話になった家政婦や友人に〜謝礼金の支払〜委任契約は、当然委任者の死亡によっても右契約を終了させない旨の合意を包含する…