Genmai雑記帳

・・・人にやさしく

2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

家賃の時効

内藤先生のブログ記事です。(いつも感謝) 〜市営住宅の賃料債権の消滅時効については,民法第169条の適用があり,5年である〜 家賃滞納201か月・・・ - 司法書士内藤卓のLEAGALBLOG

成年後見:「業務」・・・・・・・・?

〜夫のように貯蓄ゼロの場合は、自治体から月1万8000円が支給される。 〜「もっと他の後見人も受けたい」と考えてはいるが、自分の個人事務所で、夫婦のような事例を抱えることは、「1〜2件が限界」と考えざるを得ない。〜毎日jp(毎日新聞)私も後見…

最高裁:強制執行(給与)の場合の源泉徴収義務

平成21(受)747 求償金請求事件 平成23年03月22日 最高裁三小 判決 裁判要旨の要旨 〜給与等の支払をする者は〜強制執行によりその回収を受ける場合であっても〜源泉徴収義務を負う 裁判所 | 裁判例情報:検索結果詳細画面・・・・判決原文 〜給与等〜の支払をする…

簡易裁判所における和解

交通事故の物損請求事件に関与した簡易裁判所判事の記事を読みました。 日本裁判官ネットワーク・ある和解(2)

最高裁:慰謝料請求権の消滅時効の起算点

平成3(オ)403 損害賠償 平成6年01月20日 最一小判 裁判要旨の要旨 〜他方の配偶者と第三者との同せいにより第三者に対して取得する慰謝料請求権については〜同せい関係を知った時から、それまでの間の慰謝料請求権の消滅時効が進行する。

集合動産譲渡担保における物上代位・解説

平成22年12月2日判決(最高裁:集合物譲渡担保の保険金への物上代位 - g-note(Genmai雑記帳))の解説を、某解説サイトで読みました。

法定地上権・判例5-1:共同抵当権設後の建物再築

法定地上権・判例5:抵当権設定後の建物の再築 - g-note(Genmai雑記帳) 平成7(オ)261 短期賃貸借解除等 平成9年02月14日 最三小 判決 裁判要旨の要旨 〜土地〜建物に共同抵当権を設定した後右建物が取り壊され〜新たに建物が建築された場合〜、〜土地の抵…

福岡高裁:洗濯物を干そうとして転落

平成18(ネ)229 損害賠償請求控訴事件 平成19年03月20日 福岡高裁 破棄自判 判示事項の要旨 1 Aは,洗濯物を干すときには,2階の〜窓(窓までの腰高は約73センチメートルで,手すりはない。)の外に取り付けてあった竿受け金具に物干し竿を渡し,その竿…

最高裁:共有物の賃貸借の解除

昭和36(オ)397 建物収去、土地明渡請求 昭和39年02月25日 最三小判 裁判要旨の要旨 〜貸借契約の解除は〜「共有物ノ管理ニ関スル事項」に該当する〜第五四四条第一項の規定は適用されない。

最高裁:共有土地の賃貸行為

昭和38(オ)734 建物収去土地明渡請求 昭和39年01月23日 最一小判 裁判要旨 共有土地を賃貸する行為は、民法第二五二条にいう「共有物ノ管理ニ関スル事項」にあたる。

最高裁:過半数持分を有する共有者による明渡請求

昭和38(オ)1021 土地所有権確認等請求および反訴請求 昭和41年05月19日 最一小判 裁判要旨 共有物の持分の価格が過半数をこえる者は、共有物を単独で占有する他の共有者に対し、当然には、その占有する共有物の明渡を請求することができない。

最高裁:共有者の一部による占有の違法性

平成9(オ)1876 建物収去土地明渡等本訴請求ほか 平成12年04月07日 最二小判 裁判要旨の要旨 一 不動産の共有者は〜権原がないのに〜単独で占有している他の共有者に対し、自己の持分割合に応じて〜賃料相当額の不当利得金ないし損害賠償金の支払を請求〜でき…

「和解離婚」と「協議離婚の和解」

弁護士の竹若暢彦先生が、「和解離婚」について書いておられました。 勉強になりました。(感謝)

差押禁止債権の範囲変更

先日、給料債権の差押を受けた会社から相談がありました。 口座差押えについても聞かれました。

法意識・忌み

町村先生が、京都の五山送り火の東北薪事件について書いておられます。 大変、興味深い記事です。 特に、「津ため池隣人訴訟」については、初めて知りました。

破産会社の取締役と清算人

破産は会社の解散事由です。 破産会社の取締役と清算人の関係はどうなるのでしょうか?

最高裁:破産後の取締役による放火と保険免責条項

平成12(受)56 取立債権請求事件 平成16年06月10日 最一小 判決 判決要旨の要旨 〜会社の〜取締役〜は,破産宣告によっては取締役の地位を当然には失わず,社員総会の招集等の会社組織に係る行為等については,取締役としての権限を行使し得る〜 裁判所 | 裁…

最高裁:会社の破産と役員の委任終了(再)

昨日upの通達に引用されていましたので、g-note(Genmai雑記帳)を再掲します。平成20(受)951 株主総会等決議不存在確認請求事件 平成21年04月17日 最二小 判決 裁判要旨の要旨 〜会社の取締役〜の解任又は選任を内容とする株主総会決議不存在確認の訴えの係…

法定地上権・判例5:抵当権設定後の建物の再築

法定地上権・条文 - g-note(Genmai雑記帳) g-note(Genmai雑記帳)ウィキペディア登載の判例(抽出加工あり)+α 原文が確認できたものは、後日、このページからのリンクを付けておきます。

所有権移転登記と農地法第3条の許可

8日(金)、県庁所在地へ会議出席した帰途、列車内で「登記情報」の「新農地法と司法書士実務(7)」(末光祐一先生)を読みました。農地法上の許可の要否について、今更ながら、「そうそう、そうだった」と思ったり、「え、そうだったっけ?」と思ったり…

期限付解散決議と書面決議

8日(金)、県庁所在地への会議出席の途上、列車内で「登記情報」を読んでいると、「期限付解散決議と書面決議の活用」と言う、鈴木浩巳先生の記事がありました。

最高裁:集合債権譲渡担保の第三者対抗要件

上記判例と同一事件についての判例のようです。平成12(受)194 供託金還付請求権確認請求事件 平成13年11月22日 最一小 判決 裁判要旨の要旨 甲が乙に対する〜債務の担保として,甲の丙に対する既に生じ,又は将来生ずべき債権を一括して乙に譲渡〜し,「乙が…

最高裁:譲渡担保権者の物的納税責任

5日(金)、県庁所在地へ会議出席に行く列車途上、「登記情報」で「譲渡担保権者の物的納税責任」について読みました。 丁度、債権譲渡担保を組んでいる所でしたので、重要な情報を得ることができました。 早速、帰って調べましたら、下記判例が出ておりま…

定額郵便貯金債権の確認の利益・判例解説

平成22年10月08日判決(最高裁:定額郵便貯金の遺産分割 - g-note(Genmai雑記帳))の解説を、某解説サイトで読みました。

法定地上権・判例4-4:更地評価で土地抵当権設定後、建物建築

法定地上権・判例4:抵当権設定後の建物の築造 - g-note(Genmai雑記帳) 平成7年(ワ)第4369号 配当異議事件 平成9年6月11日 福岡地方裁判所 判決 【判示事項】 一 商人間の留置権には不動産が含まれる〜 二 建物建築請負人の敷地に対する占有は…

法定地上権・判例4-3:非堅固建物取壊し、堅固建物の再築

法定地上権・判例4:抵当権設定後の建物の築造 - g-note(Genmai雑記帳) 昭和52(オ)287 建物収去、土地明渡、法定地上権確認等 昭和52年10月11日 最三小 判決 裁判要旨の要旨 土地及び〜非堅固建物の所有者が土地につき抵当権を設定したのち地上建物を取り…

被告普通地方公共団体の上訴と議会議決

平成23(行フ)1 上告却下決定及び上告受理申立て却下決定に対する許可抗告事件 平成23年07月27日 最三小 決定 裁判要旨の要旨 普通地方公共団体を被告とする抗告訴訟につき,当該〜団体が控訴又は上告の提起等をするには,地自法〜に基づく議会の議決を要しな…

法定地上権・判例4-2:後順位抵当権設定当時に建物があった場合

法定地上権・判例4:抵当権設定後の建物の築造 - g-note(Genmai雑記帳) 昭和47(オ)674 建物収去土地明渡等請求 昭和47年11月02日 最一小 判決 裁判要旨の要旨 1.土地の第一順位抵当権の設定当時建物がなく、第二順設定当時に建物が建築されていた場合に、…

法定地上権・判例4-1:土地に設定当時、建物が未完成

法定地上権・判例4:抵当権設定後の建物の築造 - g-note(Genmai雑記帳) 昭和33(オ)770 建物収去土地明渡請求 昭和36年02月10日 最二小 判決 裁判要旨の要旨 土地への抵当権設定の当時〜建物は未完成で、〜更地としての評価に基き抵当権を設定したことが明…

最高裁:乙類事項の審判移行

平成23(ク)531 審判期日を指定しないことに対する抗告却下決定に対する特別抗告事件 平成23年07月27日 最三小決 裁判要旨の要旨 〜家審〜乙類〜事項につき,他の〜事項と併せて調停が申立てられた場合であっても,調停が成立しないときは〜特段の事情がない…