Genmai雑記帳

・・・人にやさしく

流れる星は生きている

 
私の母たちは、満州からの引揚者です。
母はなんとか捨てられずに帰ってきました。
伯母は、いつか私と二人でいるときに、引き上げの時に苦しかったことを、涙を流しながら話してくれました。
甥に伝えておきたかったのだと思います。
  
昨年、「流れる星は生きている。」と言う本を読んだ時、伯母のことを思い出しました。
過酷な引き揚げ体験を綴った本です。
「戦後の大ベストセラーとなり、ある一定の年代以上の日本人なら必ず読んでいるものだ。あるいは、書籍で読んでいなくても、テレビでもドラマ化されたので、知らない人はない。」のだそうです。
私は初めて読みました。
 
私も誰かにこう言うことを伝えたいと思っています。