Genmai雑記帳

・・・人にやさしく

3つの遺言

米国在住の人と話しました。
世間話の中でしたので、正確には覚えていませんが、


米国では、若い内から、だいたい3種類の遺言(等)をするのが珍しくないそうです。
1.死後の遺産の処理・・・TVから冷蔵庫から、持ち物それぞれの取得者を細かく決めるのが普通だとか・・・
2.自分が判断能力を失った場合に、財産管理、処理を任せる人の指定・・・・日本の任意後見人より強力なようです。また、単に「遺言」で残せば良く、簡便です。(1と同時にやるみたいです。)
3.自分が判断能力を失った場合に、一切の延命措置を拒否するもの・・・・これをしておくと、医師が、死への恐怖から逃れさせる目的で、大量のモルヒネやマリワナなどを使ってくれるそうです。(中毒の危険を考えないので)


自己決定権の尊重、自己責任社会、と言う意味では、やはり欧米らしい発想だと思いました。


前に、簡易な「特別代理人」制度の必要性について述べましたが、
http://d.hatena.ne.jp/gen-mai/20090209/1234122211
ここらで、やはり制度の工夫が必要だと思います。