Genmai雑記帳

・・・人にやさしく

我々はどこへ行くのか

http://diamond.jp/series/inside/09_08_08_001/
「過払い返還請求訴訟」をめぐる弁護士・司法書士の縄張り争い

「たとえば、実際には200万円ほど過払い金が発生する案件なのに、わざと請求額を140万円以内に収めて通知してくる司法書士もいる」(消費者金融関係者)というから、債務者にとってはとんでもない話だ。

 なかには、どう工夫しても140万円を超えると思われる案件を扱う際に、「あくまでも書面作成代行をしているだけです」と言い張る司法書士すらいるという。すんなり和解が成立して、なにも知らない債務者からこっそり成功報酬を取れば、「非弁行為」という違法行為となる。

 返還金額が折り合わず、裁判にまで進んでしまったケースでは、法廷に立てない司法書士が傍聴席に陣取り、裁判官や消費者金融会社側の弁護士を相手に回してオロオロする債務者に「ヤジ」を飛ばして指示を出すという光景も繰り広げられている。



「一般人」から、ここまで言われてしまう状態になってしまいました。
簡裁代理権取得によって、我々の資格が永年、本来業務として行なってきたことさえ、問題となりつつあります。
過払の問題で、ある消費者金融が言っていたそうです。
「法曹の正義はどうなったのだ」と
弁護士にしろ、司法書士にしろ、一部の者たちは、この一連の過払請求の中でどれだけ汚れてしまったのでしょうか。
そうした人たちのせいで、我々は、本来行なうべき業務であった債務者の救済さえ難しくなりつつあります。
一部消費者金融は、債務整理全体の価格が140万円以内であることが確認できなければ、司法書士とは交渉しない、とまで言い始めているそうです。


本当に困っている債務者の救済こそが、本来の我々の役割であったはずなのに・・・・