「オンライン申請できないもの」については、前にもAMANE7700氏にご紹介頂いたものをご紹介しました。(抜粋)
「オンライン申請ができない物件」の原文
- 改正不適合物件
- みなし不動産登記簿
- 信託
- 立木
- 工場財団
- 〜11・・・・・『などの電子化作業ができていないもの』
この『』内が問題ではありますが、次のような経験があります。
- 工場抵当の機械器具目録の変更・更正
- 担保権設定時には、この目録は、単なる添付書類ですので問題ないのですが、この目録のみの変更更正の登記は、物件の登記簿には何の記録もされません。登記官によると、「物件の登記簿に何も登記がされないため、『登記』完了証が発行できない」とのことです。これがシステム上のことか、解釈によるものかは不明ですが、登記完了処理ができなくなってしまうようです。
- コンピュータ化前に清算結了した会社の清算結了登記の抹消
- これはまさに上記『』内の例でした。
- 原因証明情報として供託書ファイルを添付する場合
- 休眠抵当の抹消の際には、できてしかるべきですが、オンラインが始まった頃は、こちらも登記官の側も悪戦苦闘して処理しておりました。
- 原因は、オンラインで取得した「供託書ファイル」の「フォルダ名」にあるようで、これを変更することにより解決します。*1
- それでも、登記所の自動システムには対応してないようで、初めての登記官は、やはり、「供託ファイルが添付してない」と言う電話をしてこられます。
*1:私は相変わらずフォルダ名を変更して申請していますが、もうかなり経ちますので、もう解決したかもしれません。