Genmai雑記帳

・・・人にやさしく

勤務中に同窓会準備・処分

〜勤務時間中に出身高校の同窓会の事務作業をしていた〜
http://mytown.asahi.com/areanews/shimane/OSK201012110088.html
 当の同窓会に、幹事側(幹事年度卒業生)の者の一人として出席していた私としては、なんとも書きにくい所ではありますが、
『市のPRにもなるため、公務に準ずる作業との認識があった。』と言う認識については、同情すべき点があると思います。
 この同窓会は、形式上は単なる有志の集まりに過ぎませんが、実際には、明治13年に開校したこの高校の卒業生全体の同窓会であり、参加人数250人ぐらい(?)、市長や金融機関の代表の方をはじめ、錚々たる「先輩」たちが「ご臨席」される、まるで「公式」的な会です。(だからと言って、この高校は特別だとは言いませんし、「公式な会」だとは言いませんが)
 この同窓会の幹事は、毎年、担当年度(卒業後35年の年度)が幹事年度として担当し、実際、市内在住の「有志」は大変です。
 当日の会の内容(記念講演などを行います)を計画することも勿論ですが、全国的に幹事年度の同窓生の出欠をとったり、作業を分担したりで、何度も会合を開きます。
 幹事年度の者も、参加不参加は自由ですので参加しない方も多いと思いますし、私のように市外の者は、ほとんど役割はありませんが、市内の人にとっては、逆に「逃げられない」と考えている人もいると思われます。特に、浜田市役所の職員には同窓生が多く、上記市長以下、先輩後輩も多いこともあって、当然、その中心的な役割が回ってきます。
 同窓生や幹事仲間は、市の業務時間には電話しない、などの配慮を行うとも思えず、また、それを業務中であるから断るとも思えず・・・・、他の職場においても、概ね同様の状況が想像され、他の市町村においても似たようなことが予想されることを思うと、上記のように「同情すべき点がある」と思えるわけです。
 このようなことを書くと、手厳しい反論は当然予想されますが、率直なところ、要は、程度の問題かな、と言うように思えます。
 町村先生が、こうした事件について書いておられます。
news:勤務中にブログ更新で懲戒: Matimulog