定額郵便貯金債権の確認の利益・判例解説

平成22年10月08日判決（最高裁：定額郵便貯金の遺産分割 - g-note（Genmai雑記帳)）の解説を、某解説サイトで読みました。
　普通預金などは相続により分割債権となる一方、定額郵便貯金は分割されない、と言うことについては、理論的にはいろいろな学説があるようで複雑です。
　この解説には下記の記載がありました。

　裁判実務では、手続法的合意説が大勢であるとされる。銀行実務では、共同相続人の1人がその相続分に応じてする個別の払戻請求には応じておらず、分割債権説とも不可分債権説とも乖離した扱いがなされている。