Genmai雑記帳

・・・人にやさしく

不祥事と弁護士業界の苦境

〜99年にスタートし〜した司法制度改革で、弁護士が増加したことも要因の一つに挙げる弁護士も多い。〜弁護士は3万2088人(3月末現在)と、10年前の1.7倍に増えた。
http://mainichi.jp/select/news/20121111k0000e040150000c.html

〜06年ごろから〜「過払い金返還請求訴訟」が全国的に相次いだが、今ではこうした案件も収束。〜
〜03年には〜簡易裁判所に訴訟手続〜司法書士にも認められ、競争に拍車がかかった〜「仕事の取り合いが現実」との声も漏れる。

〜全国の弁護士の年間平均所得(10年)は約1400万円で、00年の約1700万円から約18%減った。〜
「一時的に収入が落ち込んだ時〜一時的に流用し、後で穴埋め〜。〜気づくと返せない額になっていたのでは」と話した。


何度も書きましたが、簡裁代理権は、ほしくてもらって、やってきたものではありません。
職務として与えられた以上、果たすことが務めだったから行なってきたのです。
だから嫌いな債務整理事件などもできるだけ拒まずにやってきたのです。
(間違っても、この分野で「儲かった」などと言うことはありません。)

司法書士としての業務を一生懸命こなすのが我々の務めであり、
その結果、なんとか生活して行ければ良い、と言う感覚で仕事をしてきましたが、

弁護士も司法書士も、
「なんとか生活」できなくなってしまうと、
経済闘争めいたことばかりが見えてきて、
「らしく」なくなってきているようです。

こんなことに誰がしたのでしょうか?