Genmai雑記帳

・・・人にやさしく

鳥取県の行政書士の非弁認定・高裁松江

毎日新聞
 〜大阪弁護士会鳥取県行政書士を弁護士法違反(非弁行為)容疑で刑事告発した問題を巡り、〜行政書士が〜同弁護士会に慰謝料など〜の支払いを求めた訴訟の控訴審判決が〜広島高裁松江支部であった。
行政書士側の控訴を棄却〜。

〜離婚などに伴う慰謝料請求の書類作成をインターネット上で宣伝〜、
2008年11月、大阪府の女性から内縁の夫の不倫について相談を受けた。行政書士は翌月、自身を「代書人」と記して不倫相手の女性に慰謝料を求める書類を作成し、内容証明郵便で相手に送付した。大阪弁護士会は10年1月、同案件について行政書士大阪地検に告発〜。

〜「女性から依頼された業務は弁護士法に定められた『法律事件』に関するもので、行政書士もそれを認識していた」と判断。〜書類作成のための相談業務の範囲を大きく逸脱〜」〜一連の業務を非弁行為と認定〜、告発を「正当」と評価〜。

 この告発を巡り、大阪地検は〜「起訴猶予処分」とした。
【引用おわり】
http://mainichi.jp/area/news/20130530ddn012040029000c.html

 ところで、この事件で、当時、鳥取県行政書士会(あるいは行政書士自身?)は、『弁護士を県警に告訴するとともに、大阪弁護士会懲戒請求を申し立てた。』との記事もありました。
弁護士法違反による行政書士告発問題 | 司法書士かけはし輝元の業務日誌