島根県、児童虐待相談増304件

（読売新聞）
〜児童相談所（児相）や市町村が〜受け付けた児童虐待の相談件数は、前年度より７％（２０件）増えて３０４件〜
　増加は２年連続。
〜児相と市町村でそれぞれ前年度比４６〜４７％増えていた。
〜児相が扱った１６４件のうち、虐待を受けたのは就学前の乳幼児が５９件、小学生６４件、中高生など４１件。
〜虐待をしたのは、実母が７５件、実父５７件、義父２２件。

〜これらのうち、きょうだい間で差別するなどの心理的虐待は前年度比１６件増の６９件〜
〜暴力を振るったり乳児の首を揺さぶったりするなどの身体的虐待は５０件（前年度比１件減）、
〜保育をしない「ネグレクト」が３６件（同１５件減）、
〜わいせつな行為などをする性的虐待は９件（同３件増）〜
〜県青少年家庭課は「事件に発展する深刻な事例はなかった」〜

県は、虐待の認知が増える背景〜児相が市町村や学校、県警などと連携し、保護者らに子育ての心配や不安などを気軽に相談するよう呼びかけた効果があったとみている。〜