Genmai雑記帳

・・・人にやさしく

司法書士による過払訴訟支援、提訴される

司法書士が本来の権限を超える案件を「訴訟支援」の名目で請け負うことの是非が、法廷で争われることになった。
佐賀県の女性が「(弁護士法で禁じられている)非弁行為のため、委任契約は無効」などとして、支払った報酬の返還などを求めて福岡地裁に提訴。裁判所の判断が注目される。

 〜140万円以下の業務に見せかけるなどして司法書士が過払い金の返還請求を受任し、トラブルに発展するケースが全国で相次いでいる。〜返還額は全国で毎年数千億円に上り、これに特化して業務を行う司法書士もいるとされる。
〜返還額の28%に当たる約100万円を報酬として払った〜

〜「司法書士から『(弁護士と違い)司法書士は法廷に出られないので、自分で行ってほしい』と言われた。仕事が忙しくて何度も出廷できず、納得できない条件で和解せざるを得なかった」として、報酬の全額の返還を請求。司法書士側は取材に対し「書面を代わりに作成するなど、訴訟の支援をしただけなので代理業務とは考えていない」と答えた。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/79786

nsrでも早速取り上げられています。
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 実際の業務遂行なり、本人との関わりがわかりませんので何とも言えませんが、
代理権を得たばかりに、「書類作成支援」と言う業務が縮小していくような傾向が出てきているのは確かのようです。