Genmai雑記帳

・・・人にやさしく

「相続登記過疎地域」

(読売新聞)
〜地方からの人口流出などに伴い、不動産登記上の所有者が変更されずに「所有者不明」となる土地が増えている。
〜相続人が名義変更しなかったり、都会に出た所有者が土地を放置し、周辺住民とのつながりも途切れたために誰の土地かわからなくなったりすることが原因〜災害復旧工事や公共事業を行う了解が得られず、事業が進まない問題が出ている。

〜民間の調査研究機関・東京財団(東京都)は今年3月、将来、所有者不明になる可能性のある山林などの面積を推計〜

〜長年、名義が故人のままになっていた山林を、複数の親族が改めて名義変更する場合、司法書士への委託費や交通費などの必要経費は50万円に上ると試算。資産価値が必要経費に満たない土地は名義変更されないとみなし、その面積を総務省農林水産省の統計を基に算出したところ、全国で170万ヘクタールに達した。
http://www.yomiuri.co.jp/homeguide/news/20140725-OYT8T50006.html
http://www.tkfd.or.jp/research/project/news.php?id=1132

NSRでも取り上げておられました。】
(大分)
〜共有者が50名〜100名の山〜相続登記の漏れが多く〜
相続登記費用が売買代金より高い場合が多く、相続人の調査や登記を躊躇してしまう依頼者が多くあります。
「相続登記過疎地域」命名しました。〜
〜105名共有が50筆ぐらい、80名共有が20筆ぐらい〜
相続登記過疎も大変な問題です。-nsr
nsr会員の方は上記をクリックしてnsrにログインし、再度、上記をクリックして下さい。)


【被災地でも問題になっています。】
MSN産経ニュース
〜土地の登記が所有者を先祖の名義から変更していないことも多く、相続人が全国で数十人に上ることも。複雑化した権利関係を把握し、関係者から同意を得る手続きを進めなければ、町の復興事業は思うように進まない。
〜移転の対象となった被災地の土地の買い取りだ。〜複数の相続人がいたり〜買い取ることができず〜
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140728/myg14072802070001-n1.htm