Genmai雑記帳

・・・人にやさしく

認知症の基礎知識(月報司法書士 2011.6)

今月の研修に「認知症について」と言う題が載っていたので、思い出した記事を呼んでみました。
認知症の基礎知識

「加齢による物忘れと認知症の違い」などと言う項目に目が止まってしまうのは、悲しい所です。

地域柄もあって、「高齢者の意思確認」の問題では永年、苦労しており、
何度も、あぶない目にも会いましたが、そんな時に良く読み直すのが、
高齢者取引における診断書(月報司法書士 2011.6) - g-note(Genmai雑記帳)の記事です。

当事務所の診断書も、いろいろな場合への対応や、医師の側で出しやすいものとするため、
改良を重ねて、少しずつ変わってきましたが、基本的には上記記事の2パターンを継続しております。

一概に言えず、80歳以上ぐらいの方の場合はお願いするようにしておりますが、
70代の方にもお願いすることがありますし、施設入所者などの場合は60代の方でも、必ず頂くようにしております。

入所、入院されているような場合には、「なんらかの障害を持たれているのが予想される」と考えると、このような場合に、特別の根拠なく、一回の面談で意思確認ができたとするのは、相当無理があるように思えます。