Genmai雑記帳

・・・人にやさしく

宮崎地裁、家裁の後見人監督責任認める

(産経ニュース)
 〜保険金を未成年後見人だった祖母が横領したのは宮崎家裁が適切に監督しなかったのが原因として〜少女が国などに計約2600万円の損害賠償を求めた訴訟で、宮崎地裁〜は15日、国に約2500万円の支払いを命じる判決を言い渡した。
 〜裁判長は「少女の財産であるはずの保険金が祖母名義の口座に入金されており、管理は明らかに不適切」〜
〜家裁の家事審判官は、横領の可能性を簡単に認識できたのに、祖母に入金などの報告を求めないなど「被害を防止する措置を怠ったと言わざるを得ない」〜
 〜祖母が〜保険金を横領〜業務上横領罪で懲役3年6月の判決〜確定〜
http://www.sankei.com/affairs/news/141015/afr1410150047-n1.html

 私の知る限り、広島に次いで2例目でしょうか?
 当然と言うことでもありましょうが、家裁の現実を見ると、全国的には、これでまた一部の書記官が神経質になって、細かな報告ばかりを求めることになるのではないかと思ったり、また、そうでなくても、これ以上、裁判所の監督事務を増やしてどうするんだろう、と思ったりします。