「新しい家族信託」
- 作者: 遠藤英嗣
- 出版社/メーカー: 日本加除出版
- 発売日: 2014/08/01
- メディア: 単行本
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私は、前に斜め読みした、誰でも使える民事信託 財産管理・後見・中小企業承継・まちづくりetc.活用の実務と混同してしまって、折角、勧めてもらった鯨井先生に、「あの本は良くわからかった。」などと申してしまいましたが、別の本だったようです。(失礼してしまいました。この本だって良い本なのでしょうが、なにしろきちんと読んでないのがいけないのでしょう。)
鯨井先生が講義で話されていたのは、家族信託 - g-note(Genmai雑記帳)で紹介させて頂いた、
「一般社団法人民事信託推進センター」のことではないかと思われ、司法書士などが中心になって普及に努めているようです。
同センターのHPをみると、この本の執筆者である、遠藤英嗣先生が講義を担当しておられ、また、
民事信託超入門 - g-note(Genmai雑記帳)の河合保弘先生(全青司中ブロ研修・河合司法書士・「間違いだらけの遺言を超える」 - g-note(Genmai雑記帳)でもご紹介した先生)も講義を担当しておられるようです。
別の団体である、般社)家族信託普及協会 - g-note(Genmai雑記帳)も、宮田浩志司法書士などが関与されていて、同様に会員制などをとっておられるので、ちょっと紛らわしいですね。
こうした動きには、g-note(Genmai雑記帳)と言うような利用も考えられているようですし、
いよいよ、少し勉強しておかなければならないようです。
なお、後見信託も同じ信託ではありますが、これは全く別物で、こちらは家裁と信託会社が、今後、どのように運用していくか、注目しておく必要があるようです。(後見制度支援信託の現状 - g-note(Genmai雑記帳))