Genmai雑記帳

・・・人にやさしく

動産譲渡・事前提供データ方式

新方式が採用されてから初めて「事前提供データ」方式による動産譲渡登記を申請しました。
なかなか複雑です。

1.リーガル「動産譲渡登記データ作成ソフト」

    • (1)「申請データ」を入力。(動産譲渡.djtとして保存できる。)
    • (2)「申請ファィル」(5つのxml)を作成。
    • →例えば「申請data保存フォルダ」などを作って、そこに出力して保存する。

2.法務省「申請人プログラム」

    • (1)「事前提供データ作成」を選択。
    • (2)「データ保存フォルダ設定」で、申請ファイルのある「申請data保存フォルダ」を設定。
    • (3)「データ出力先フォルダ設定」で、上記ファイルを「事前提供データ」に変換して出力するフォルダを設定。
    • (4)「実行」⇒「登記申請情報」(事前提供データ(shinsei.zip)+送信票xml)と「二次元バーコード」が上記(3)のフォルダ内に作成される。

3.法務省「申請用総合ソフト」

    • (1)「申請書作成」を実行。
    • (2)「申請書の読み込み」で、送信票xmlを読み込んで一旦完了。
    • (3)「ファイル添付」で、shinsei.zipを添付。
    • (4)「申請データ送信」により送信する。

4.申請書の郵送

    • 申請書や委任状などとともに「二次元バーコード」を印刷したものも郵送する。

 実際の申請については、法務省HPにマニュアルがありますので見て下さい。
上記は、それぞれの操作でマニュアルを読んでいても分かりにくい部分(特にプログラムの連携部分)を意識して書いてみました。

 どうでも良いけど、もっと単純にしてほしいです。また、「申請データ」だとか「申請ファイル」だとか「申請書」とか、もう少し用語の整理をしてほしいです。法務省「申請人プログラム」の「データ保存フォルダ設定」や「データ出力先フォルダ設定」の指定などについては、なかなかその意味がとれない表現です。総じて、日本語の工夫が不足しているように思えました。

 ま、なんとか、送信できました。法務局でOKの確認をしてもらってから申請できるので、表現などについても、ファイルのエラーについても心配する必要がなく、とても楽になりました。

 私は当初からリーガルを使っており、上記のようになりますが、自分でメモ帳などで作成する同職もいるそうで、大変、驚きましたが、その場合は、2から始まることになりますね。