司法試験合格 年1500人に

政府は21日、司法試験の合格者数を「年間1500人以上」とする検討案を公表した。
司法制度改革〜「年３千人程度」〜計画を2002年に閣議決定〜が、〜仕事が想定のようには増えなかった〜13年に計画を撤回〜
〜目標が事実上、従来の半分に下方修正〜

〜14年の合格者は1810人と８年ぶりに２千人を割った。〜法曹志望者は減少傾向〜「何の措置も講じなければ合格者数は1500人を下回りかねない」〜
〜1500人以上を確保すべきだとした。政府は７月15日までに結論を出す。

〜1960年代以降は年500人前後と「狭き門」〜、90年代に徐々に増え99年には千人に〜
〜司法改革〜02年に「2010年ごろまでに合格者数を年３千人程度に増やす」とする計画を閣議決定〜

〜07年以降、合格者は２千人を超える一方〜依頼が伸び悩み、新人弁護士が弁護士事務所に入れないなどの問題も発生。
〜13年、年３千人合格の計画を「現実性を欠く」などとして撤回〜。
司法試験合格 年1500人に 政府案、当初目標から半減 :日本経済新聞