補助者の監督責任、司法書士懲戒

　司法書士事務所で補助員の指導監督を怠ったなど〜佐賀地方法務局が佐賀市の〜司法書士を２カ月間の業務停止処分〜
〜司法書士は処分取り消しを求め佐賀地裁に提訴〜

〜２０１１年、補助員が民事再生手続きの事務処理で裁判所の文書を偽造し金融機関に提出。土地の時効取得でも偽造文書を依頼関係者に渡していた〜

〜その後の調査で〜が０８〜１０年、司法書士の代理権の範囲を超え債務整理の契約と書類作成を計３３件行っていたのを確認。依頼を適正に管理する義務を果たさなかった結果、補助員の違法行為を引き起こすなどしたと判断〜

〜司法書士側〜補助員がミスを隠すために文書偽造や虚偽報告をしていた〜「違法行為を防ぐのは困難だった」と主張。代理権についても「代理行為はしていない」などと反論〜
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