Genmai雑記帳

・・・人にやさしく

法律情報学、判決の科学

〜法律情報学〜
〜法学とコンピュータ科学を組み合わせることで何ができるのか。〜
〜例えば〜過去の判例や裁判に必要な資料や証拠を集める「リーガルリサーチ」を補助するツールを提供〜
〜その一つが「ジャッジ(判事)ダッシュボード」〜。〜判事が過去に出した判決や、判決文で引用した過去の判例などを一覧表示〜。〜

〜各判事による判決パターンを分析〜。

〜ある判決がその後の判決にどのような影響を与えているかを〜ビジュアル化(可視化)する「サーチマップ」というツール〜
〜判決と判決の関係を可視化することで〜重視すべき判例が何かが明白になる〜
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/061700004/122300065/?rt=nocnt

一見、個々の裁判官を攻略するゲームツールのようなものを連想させて、いやな感じを受けますが、
良く読むと、「生きている法律」を理解し、利用する方法の一つとも思え、面白いと思いました。

もっとも、日本の裁判官の場合、法の「創造的適用」と言うことはあまりないようで、
個々の裁判官の傾向の研究と言うものの意味は少し低くなるのかもしれません。
(このところ、時間の合間に「絶望の裁判所」を読んでいますので、そんなことを考えてしまいました。)