司法書士横領、遺言制度の信頼を揺るがす
〜遺産をNPO法人や大学、自治体などへ遺贈する動きが広がりつつある。〜司法書士や公証人ら専門家は遺言書を作成するよう呼びかけているだけに、今回の横領疑惑には「業界全体の信頼を揺るがす」〜
〜遺言公正証書〜法律の専門家である公証人や司法書士らの助言や相談を受けながら作成〜不備や相続をめぐる争いを防ぎやすい。〜
〜平成26年〜遺言公正証書の登録件数は約10万4500件となり〜46年の統計開始以降、初めて年間10万件を超えている。
〜「不正をしないことが前提の専門家がこうした事件を起こせば、業界全体の信頼が低下してしまう。ただ、現状では遺言執行者を監督する機関がないことも問題〜