Genmai雑記帳

・・・人にやさしく

パスポートで本人確認したが署名は全部代筆だった。

〜PL教団〜の前教祖〜が修行していたことがある安城寺〜の男性住職(55)が、1億5千万円を借りたまま返済に応じないとして、大阪市の不動産会社から〜訴訟を大阪地裁に起こされている〜
 〜融資〜契約を結ぶ際、PL教団本部内にある前、現教祖宅に不動産会社社長らを招き入れていたが、「金は借りていないし、契約書作成にも関与していない」などと否定〜

〜訴状や関係者によると、安城寺は本山の建て替え工事を〜発注する計画を掲げ、着手に必要な1億5千万円を〜不動産会社から借りることになった。
〜平成24年1月、住職はPL教団本部の教祖宅に不動産会社社長を呼び、同社が安城寺と住職へ1億5千万円を貸し付ける内容の契約を締結。送金先として、安城寺の檀家〜総代の〜経営する松山市の飲食店経営会社の口座を指定〜

安城寺側の要請で、寺の土地建物への担保設定の登記は留保〜。代わりの保全策として、期限である同年4月末までに返済されなかった場合には土地建物で代物弁済する内容の売買契約〜

〜住職に再三返済を求めたが、「金は借りていない」「売買契約の存在も知らない」として応じていない〜送金された檀家総代の会社は26年7月に倒産〜

〜一方で安城寺は同年4月、代物弁済の対象〜土地建物を〜別の寺院へ寄付。〜不動産会社は寄付の取り消しや同社への所有権移転を登記するよう求める訴訟を2件起こした。
〜昨年6月〜第1回口頭弁論〜安城寺側は債務の存在自体を否定。〜「契約書は檀家総代の男性が無断で(住職の)署名、押印を行い作成〜1億5千万円は男性の会社が借りたものだ」と反論〜

〜教祖宅応接室で行われた〜契約に立ち会った〜司法書士は〜「住職は調印の場にいて、パスポートで本人確認をさせてもらった。契約書の署名は全て檀家総代の男性に代筆させていた」と証言〜

〜契約では〜担保として寺の土地建物が想定されていたが、住職の要望で担保設定の登記は留保〜不動産会社側が〜権利書や登記の委任状を預かった。〜司法書士は「当時は住職にはPL教団がついていると思ったので、まさか1億、2億の金を返せなくなることはないだろうと考えた」〜
〜期限を過ぎても返済されず、不動産会社社長と司法書士は同年12月、住職名義の建物を追加担保に取るため安城寺を訪れた。この際、住職は「(安城寺が)返せなくても自分が個人で責任をとる」と断言〜

〜その後も返済されなかったた〜26年5月、松山法務局に担保設定の登記を申請。〜
〜住職が法務局に「司法書士は自分と会ってもいないのに、(自分の)本人確認情報を出した」と申し立てた〜却下〜。大阪司法書士会は司法書士を懲戒処分にするかどうか審理中〜
〜契約には設計士の男性も立ち会っており、「住職は応接室から出たり入ったりしていた。たかが1億5千万円を返さないというのは信じられない」〜
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0108/san_160108_1531602686.html

ことの真偽はさておくとして、やはり目の前にいる当事者から「自筆」を頂く意味はあるようですね。