Genmai雑記帳

・・・人にやさしく

OECD内4位の貧困率(金子大先生)

 金子大先生の記事に時々出てくる「昔語り」のような話しを読むと、どちらかというと近い世代である私などは、いたく共感することがあります。
 今回の記事(2016.01.19(火)【貧困率】(金子登志雄))についてもそうではありましたが、それ以上に日本の貧困率の高さには改めて驚きました。
以下【引用】
日本人の6人に1人が「貧困層

貧困率〜等価可処分所得〜の中央値の半分の額に当たる「貧困線」(2012年は122万円)に満たない世帯の割合を示す「相対的貧困率」〜は16.1%〜
〜これらの世帯で暮らす18歳未満の子どもを対象にした「子どもの貧困率」も16.3%〜ともに過去最悪〜

〜日本人の約6人に1人が相対的な貧困層に分類されることを意味する。〜
〜「苦しい」とした世帯は59.9%〜
〜政府は2014年8月、「子どもの貧困対策大綱」を初めて策定〜親から子への貧困の連鎖を防ぐため、教育費の負担軽減や親の就労支援〜
〜「一億総中流」〜バブル〜崩壊後の1990年代〜経済の長期低迷〜リストラや非正規社員の増加などにより所得格差が拡大。〜“勝ち組、負け組“〜

OECD諸国で4番目に高い貧困率
OECD加盟国30か国〜最も高かったのはメキシコ(約18.5%)〜2番目がトルコ(約17.5%)、3番目が米国(約17%)〜4番目に日本(約15%)〜
〜最も低かったのはデンマーク(約5%)〜

〜日本の特徴〜①相対的貧困率が高く増加傾向〜②ジニ係数(※3)もOECD諸国の平均より高く推移〜③就業率の男女差が大きく、長期失業者の比率がOECD平均より高い、④男女間賃金格差が大きい〜
悪化する日本の「貧困率」 | nippon.com

 日本の技術力、日本人の民度が高いと言うことは、とても誇らしいことではあると思います。
 しかし、近年、やたらと「日本」、「日本」と言う言葉を聞くようになったような気がします。