Genmai雑記帳

・・・人にやさしく

公益通報窓口弁護士、内部告発者を市に連絡。職員は懲戒

 内部告発を受け付ける京都市公益通報外部窓口の弁護士に通報した男性職員の氏名が、市側に伝えられていた〜
〜市は、外部窓口に通報した場合に「了承なく、市へ氏名が伝わることはない」と庁内に周知〜
〜5年間で〜通報した19件のうち〜16件の氏名が市に伝わっている。〜

児童養護施設の施設長が逮捕された事件で〜市児童相談所の対応が遅れたことを訴えるため、昨年3月、公益通報外部窓口にメールで通報〜
〜職員は昨年12月、内部記録を持ち出したとして停職3日の懲戒処分〜人事委員会に「公益通報のためだ」と処分取り消しを求める不服申し立て〜

〜職員によると、弁護士は伝達を認め〜通報メールに「私が通報者だと推認される覚悟はある。市コンプライアンス推進室から私に直接問い合わせていただく方が効率的かとも考えている」と記載していたことを理由に挙げた
〜「文面は告発の覚悟を示しただけだ。氏名は市に伝わらないと信じて外部窓口に通報した」〜

〜弁護士は「守秘義務があり、答えられない」と話し、市コンプライアンス推進室は「弁護士から了承を得たと聞いている。問題があるとは考えていない」としている。

■明確な了承が必要
お知らせ : 京都新聞

この弁護士って、やっぱり、社会経験の少ない、若い方なのでしょうか?
ことの悪質さというより、昨今、言われる「弁護士の資質」の方が気になってしまいます。
むしろ、この弁護士の方の懲戒処分の可能性があるように思えます。

京都市の方でも、連絡を受けながら、
「おいおい、いいのかよ。でも公益窓口だし、弁護士だしなあ。」
なーんて言っていたのかもしれませんね。

それにしても、このケースで職員を懲戒しちゃうと、「まずいんじゃない?」*1、とは思わなかったのですかね?

*1:語尾は上げる。