室蘭市が空き家対策

　室蘭市は２０１６年度（平成２８年度）、放置空き家の解消に向けた対策を加速させる。
　年度内に「空き家等対策計画」を策定〜総合的な対策づくり〜。
〜市長〜市議会議員や法務、福祉、不動産の各識者、市民らで構成する対策協議会を５月中旬に立ち上げる。

〜空き家対策を始めた１２年度以降、１５年度末までに所有者に対応を求めた４４９件のうち、解体や売却などの予定も含め対応が図られたのは２９０件。全体の６５％〜
〜相続関係の整理や活用が難しい立地、所有者の資金不足等で解決に時間がかかる、または返答が無い、所有者不明などの理由で１５９件が未着手〜

〜室蘭は年間を通して風が強く、１５年に発表された１４回の警報のうち、暴風や暴風雪、波浪といった風に関する警報は８回と半分以上を占める。

〜増やさない予防策、利活用の促進を重点に据える考え。
〜解体や撤去などの対応が遅れるほど、対策が難しくなる。
〜多くが相続をきっかけに取得する点に着目し「相続のタイミングで、できるだけ早く対応する意識づけが必要」〜
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