Genmai雑記帳

・・・人にやさしく

「都市部の空き家」と「地方の空き家」

〜2040年には空き家率が40%超になるとの試算もある。〜
〜「新規物件の止まらない供給」〜。2005年以来、日本の国内人口は減少〜。〜一方で、新築物件の供給は変わらず続いている〜。
〜「地方在住者の都心移住」〜
〜老人ホームで介護を受けている場合など、本人が存命中のため第三者が手を付けられないケース〜
〜死亡しても、共同相続で権利関係が複雑になる〜

欧米では「家は使う込むほど価値が高まる」と言われる〜何世代にもわたってメンテナンスしながら使う文化〜
〜日本では新築時が最も価値が高く、およそ20年でその価値はゼロ〜一代限りの「使い捨て」が前提〜

〜そもそも空き家が増えている地域は経済が衰退〜仕事がなかったり、人口減少で地域コミュニティーが崩壊していたりするケースが多い。〜
消費トレンドから見る企業戦略の読み解き方:国内住宅の40%が空き家になる? それでも「空き家ビジネス」が難しい理由 (10/10) - ITmedia ビジネスオンライン

疲弊してゆく地方がゴーストタウン化していっている、と言った人がいます。
都市部の空き家と、過疎で苦しむ地方の空き家では、そもそも問題が異なっていると思われます。

上記の内、「老人ホーム〜」の部分の解決は、やはり「後見」となるのですが、この制度が重すぎることが障害となっています。
こうした「空き家」処分などの、一事件のための、「一時的後見制度」が必要だと思います。