Genmai雑記帳

・・・人にやさしく

クレプトマニアと前頭側頭型認知症

 万引を繰り返す人の中に、盗みをやめられない心の病「窃盗症(クレプトマニア)」や、周囲に分かりにくい型の認知症が原因の場合が多数〜
 〜弁護士らが団体をつくり支援に乗り出した。

〜米精神医学会の「精神疾患の診断・統計マニュアル」〜「個人で用いるのでも金銭的価値のためでもなく、盗もうとする衝動に抵抗できない」などの診断基準を紹介。依存症の一種との見方もある。

 〜このほか「前頭側頭型認知症」が万引をした高齢者に発見されるケースも多い〜。
「性格が変わり衝動が抑えにくくなる。だが物覚えには影響がみられず家族は認知症と分かっていない場合も多い」と述べ、高齢になって万引し始めた人を病院で検査すると「この診断が出ることが極めて多い」〜

二〇一四年十二月、支援団体「アミティ」を創設。

■気付けば盗品が手に
 〜万引はいつも催眠中のように意識がなく、気付いたら盗品が手にあるか、取り押さえられている。止めるには自殺しかないと思った。
〜「自分を罰し、傷つけ痛めつける行動の一つ」〜
〜「快楽目的ではなく、捕まるように派手に盗む人も少なくない。経済的利益を求める通常の盗みとは全く違う」〜過食や拒食の経験がある女性の発症が多い〜

〜万引中に意識がないのは心の傷を持つ人の防衛反応で「解離」という状態ではないかという見方〜
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201607/CK2016071302000235.html