「完全マスター各種法人の登記Q&A」出版記念研修会
8月20日、恒例の商業登記倶楽部「夏期商業登記東京セミナー」に出席しました。
本年は、神崎先生の「完全マスター各種法人の登記Q&A」出版記念研修会を兼ねたものでした。
夏風邪とは言っておられましたが、相変わらず、大変闊達なお話しぶりでした。
各種法人の登記は大変わかりにくく、全体を俯瞰した上での講義をして頂く機会も少ないので大変勉強になります。
今年から来年にかけては、医療法人、社会福祉法人についての大改正もあり、ますます、大事な時期ですね。(この本も更に「補訂版」のようなものの出版が決まっているようです。)
この手の法律は、各主務官庁の「独自性」が、手続の統一を阻害しているような所があるのは、困ったものですね。
今回の上記2つの改正は、ともに厚生労働省の所管のようですが、
社会福祉法は、会社法や一般社団法人及び一般財団法人に関する法律など法務省の流れにそって、「選定」の用語を使い、財団の場合も「定款」としているのに、
医療法は、「選任」としていて、財団の場合は、相変わらず「寄付行為」だそうで、
どうして、こんなことになるんでしょうね・・・・
来年の特別セミナー(商業登記倶楽部の支部のない県で、単位会と共催で行うもの)は、
「いずも縁結びセミナー」となる予定です。
時期的には、上記2法人の改正直後となり、丁度良いかもしれません。