Genmai雑記帳

・・・人にやさしく

市民後見人と専門職

 65歳以上の認知症患者は〜2012年末で既に426万人。軽度障害の400万人を含めると800万人を上回っていた。
厚労省の推計〜25年に軽度を除く認知症患者だけで700万人を超える。〜
 〜成年後見制度〜利用者は約19万人(15年末)とまだほんの一握り。〜
内閣府有識者委員会〜制度改善策の素案〜。市民後見人育成のほか司法、福祉、医療が連携したネットワークや相談窓口の整備が中心〜

〜〜担い手不足が課題として表面化〜
〜浮上してきたのが市民後見人。〜
〜トラブル発生の際の対応策や選任後のフォロー体制、人材育成と活用に関する予算確保など課題はいくつも残っている。

勝山市が市社協のサポートセンターに委託し後見人の安定的な活動を支援〜

〜後見人には監督人が付くが助言者ではない。〜判断に迷ったときや、活動で孤立しそうな場合にアドバイスできるバックアップの仕組みがあれば心強い。〜
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/editorial/114196.html

今の制度のままでは、いずれ必ず行き詰まる、と言うのが私の以前からの意見ですが、

今の制度の中で、専門職側からの立場で言えば、
市民後見人や親族後見人と専門職が、一定の役割分担の中で、うまく、有機的に連携してゆくことが重要であり、
この部分についても、制度的な手当が必要であろうと思います。

私も3件の後見監督事件を有しておりますが、基本的に、後見人の相談相手として、助言者、支援者であるように努めています。