Genmai雑記帳

・・・人にやさしく

未成年後見、震災遺児から6680万円着服

石巻市の飲食店経営〜被告(41)は、平成23年、震災で両親を亡くした当時9歳の小学生のおいの未成年後見人に選任〜平成26年まで〜災害弔慰金や〜死亡共済金など合わせておよそ6800万円を〜着服〜業務上横領〜。
 〜東日本大震災で両親を亡くし未成年後見人〜、宮城・岩手・福島の3県でおととし9月の時点で〜120人〜、〜横領〜初めて〜

地震のあと家族一緒に車で避難〜津波に巻き込まれ家族はばらばらに〜〜避難所をまわり両親を探し〜およそ1週間後、両親は遺体で〜〜「段ボールに親の名前をマジックで書いたものを持っていて〜1人で大変そうだった」〜

〜男の子の2つの口座のうち1つは家裁に届け出ず隠していた〜

〜震災の1年後〜開業した飲食店の資金や、高級車や腕時計の購入〜
〜「金のネックレス〜、〜買い付けにベンツ〜」〜
〜被告からエアガンで撃たれるなど暴力〜
〜およそ3年後、石巻警察署に相談し男の子は児童相談所に保護〜


仙台家裁〜は〜震災からおよそ9か月後宮城県司法書士会に依頼〜司法書士も後見人に〜増え〜。〜震災の1年後〜子どもの財産を信託銀行〜に預けて〜制度も全国的〜運用〜。

〜3人の震災孤児の未成年後見人〜司法書士の森田みささんは、司法書士や弁護士の横領事件が全国で相次いでいる〜信託制度も〜財産から一定の手数料が引かれる〜万全ではない〜
〜「〜子どもの口座を隠されてしまったら調べようがなく〜限界〜。信託制度もよりよい運用に変わるべき」〜

〜また〜20歳を超え〜孤児に〜引き渡されるケースが増えている〜財産〜運用〜新たな課題〜〜
〜「高級車を買ってしまうなどすぐに財産を使ってしまう人も〜。〜成年になっても見守る仕組みが必要〜」〜
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170202/k10010862251000.html

上記によると、未成年後見にも後見信託が使えるようですね。(恥ずかしながら知りませんでした。)
昨年、未成年後見の案件に関与がありましたが、成年後見や財産管理を行ってきた経験から言うと、親族でない専門職にとっては、むしろ身上監護の部分が難しそうに思えていたのですが、「親代わり」となる親族後見人と組むのも、なかなか難しそうですね。