「カードローン」の大問題

〜個人ローン市場にあっては、消費者金融会社と銀行の立場はすでに逆転〜銀行が主役〜
〜なぜ銀行が総量規制の適用から除外されたのか〜
〜「過剰な信用収縮が発生しないよう、“金融経路”を残しておく必要性〜銀行は独自に審査を行うはずという信頼が背景にあった」〜

〜銀行は〜消費者金融ビジネスに乗り出し、実質的に消費者金融会社の顧客獲得窓口を務めるとともに、貸金業法が定めた「総量規制」を骨抜きにする役割を果たしている〜

〜そもそも銀行自身がノンバンクにローンの保証を求めているビジネス・モデル〜この可能性には全くリアリティがない。

〜借手である消費者は、金利が下がると返済がより捗るような合理性と節度のある経済人ではない。むしろ、下がった金利に合わせて借入額が拡大していくような、判断力と計画性に乏しい意志の弱い(≒合理的に行動することが苦手な)人々〜

〜日銀の金融政策の影響もあって貸出金利が下がり、伝統的な法人向け融資が儲からなくなっている現在、銀行業界は、「金持ちからは運用商品の手数料を取り、貧乏人からは金利を取る」ビジネス・モデルを強化〜
銀行がどうしても知られたくない「カードローン」の大問題(山崎 元) | 現代ビジネス | 講談社(3/3)