「キネマ旬報」が治安維持法特集

 〜組織犯罪処罰法改正案の審議が八日、参院で再開〜。百年近い歴史を持つ老舗映画雑誌「キネマ旬報」は六月下旬号に「治安維持法」の特集を組んだ。
 戦前・戦中の言論弾圧につながる治安維持法が成立した大正末期と、政府与党が共謀罪法案の成立を目指す現在が似ている、という危機感〜
〜映画評論家の轟夕起夫さん(54)が「来るべき世界への懸念−治安維持法と映画、映画人」と題した評論で、治安維持法下の日本を描いた映画を紹介〜

〜京都帝国大で学問の自由が弾圧された「滝川事件」が下敷きの「わが青春に悔(くい)なし」(黒沢明監督、一九四六年)、
治安維持法に反対し暗殺された政治家・山本宣治(一八八九〜一九二九年)の生涯を追った「武器なき斗(たたか)い」(山本薩夫監督、六〇年)、
思想犯として摘発された大学教授の妻を吉永小百合さんが演じた「母(かあ)べえ」(山田洋次監督、二〇〇八年)などだ。

〜担当編集者の前野裕一さん(49)は「こんな法律が成立したら、社会を告発する映画が作られなくなるのではないかという危機感〜

〜「共謀罪は『平成の治安維持法』と呼ばれる。じゃあ実際に、治安維持法の時代とはどうだったのかを映画から考えたい。〜
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201706/CK2017060802000247.html

「わが青春に悔なし」は、途中まで見ましたが、そのままになってしまいました。
「武器なき斗い」は、学生時代に見て感動しました。
  治安維持法(の改悪?)に、政治家が皆、賛成したり、つぶされたりする中で、『山宣一人、孤塁を守る』と演説したシーンが印象的でした。
「母(かあ)べえ」は知りませんでした。今度、見てみようと思います。